【宣伝・告知】『小林勇貴監督<特襲上映>−最強・最恐・最狂・最凶−』大阪大会@淀川文化創造館・シアターセブン】

●【小林勇貴監督<特襲上映>−最強・最恐・最狂・最凶− 大阪大会@淀川文化創造館・シアターセブン】 

 小林勇貴は、現在の日本映画界において最も注視すべき映画監督の一人である。

 1990年9月30日生まれ。26歳だ。若い。小林勇貴が映画を撮り始めたのは2013年のこと。この年に『TOGA』、『絶対安全カッターナイフ』の2作品を撮り上げた。

 元々、映画好きだったそうで、映画を撮る契機となったのは、当時に勤めていた会社で映画談議に興じていた時に、上司が放った「そんなに言うんだったら自分で撮ってみたら」という一言であったらしい。

 そこで「参考にするように」と勧められた映画を、その日の内にTSUTAYAで借りて観て、次の週には撮入していたのだという。尚、その作品は石井聰互監督の『シャッフル』であったとか。

 処女作である『TOGA』は、一人の親友にだけ事前に映画を撮る旨を伝えたが、他の友人たちは「遊ぼう」と言って呼び出したという。

 そして、皆が集まった場でおもむろに台本とカメラを取り出して、「いまから映画撮るから」と告げたという。「そうでもしないとバーベキューでさえドタキャンする奴いますからね」と(笑)

 と、こう書くと、思いつきと勢いで突っ切った現場であったように思えるが、その実、小林勇貴は撮影前に『定本 映画術 ヒッチコックトリュフォー』や、自主映画の撮り方を書いたハウツー本や映画監督の対談集を読み込んで準備をしていたという。

 そして、撮影に必要なレンタカーを自費で借りる等、撮影準備を整えた上で、<「映画を撮りたい!」という気持ち>を友人たちに対して強烈にアピールして賛同・協力を得たという。

 その最初の現場を、小林勇貴は「みんな楽しんでました」と振り返る。しかし、この時、彼はこうも感じたという。

 

 

 【でも、1回撮影しただけで「楽しかったね」で終わっちゃったら困る】、と。

 その想いを具現化した作品が、同年に取り上げた『絶対安全カッターナイフ』であろう。

 

 尚、幾つかのインタビュー記事に目を通してみると、最も好きな映画は小学校5年生の時にビデオで観た『バトル・ロワイヤル』で、曰く、「反抗的な人が出てくる映画がいいですね」とのこと。

 その他、『仁義なき戦い』、『脱獄広島殺人囚』といった東映作品や、『セーラー服と機関銃』といった作品に言及している。実に<らしいセレクト>と思える。

 が、その一方で「全然詳しくないんですけど」と前置きをした上で、鈴木清順の作品に衝撃を受けたことを明かしているが、直後に、それ以上に鈴木清順が遺した言葉に強いシンパシーを感じたという。

 特に「一回一回、この映画を撮ったら終わりだと思ってるからね、気持ちの上では」&「何でもやっちゃえ』てなもんですよ」という言葉に痺れた結果、「自分も、いつも『これが最後だ』と思って撮ろう!」と決意するに至ったらしい。。

 この決意は、その少し前に記した「1回だけで『楽しかったね』で終わっちゃったら困る」という処女作撮影直後に抱いた感情と固く結びついたのであろう。以降、小林勇貴は撮り続けつつ、確実に前進している。。 

 その後、2014年の『Super Tandem』で第36回PFF入選を果たし、同年発表の『NIGHT SAFARI』でカナザワ映画祭賞受賞とTAMA NEW WAVEある視点部門入選と上昇気流に乗る。

 その年に、もう1本、『脱法ドライブ』を撮り上げて締めくくった後、翌2015年には遂に待望の初長編『孤高の遠吠』を発表。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016オフシアター・コンペティション部門グランプリに輝き、大きな飛躍を果たした。

 

 <最強・最恐・最狂・最凶>の四冠称号が伊達ではないことは、これまでのフィルモグラフィーが何よりも雄弁に物語っているが、その根幹にあるのは、小林勇貴の胆力に違いない。<情熱を持続させる力、即ち、ハートの強さ>である。

 私的には、ここにもう一つ、<最侠>の称号もドンっとのっけてしまいたいほどである。

 そして、今年の11月には、念願の商業映画デビュー作『全員死刑』の公開を控えている。

 となれば、このタイミングを逃す手は無い。特集上映をやるのだーーーーっ!!!

 というわけで、【小林勇貴監督<特襲上映>−最強・最恐・最狂・最凶−】の実現と相成りましたー。

 上映作品は、過去作の中から3作品をセレクト。そして、今回、初の一般公開となる新作1作品(『逆徒』)を加えた全4作品。

 現在、東京、大阪、名古屋での実施が決定しております。

 

・東京:ポレポレ東中野→8月26日(土)〜9月1日(金)

・大阪:淀川文化創造館・シアターセブン→9月2日(土)〜9月8日(金)

・愛知:名古屋シネマスコーレ→順次開催

 であります。

 

 ブレイク必至の逸材、小林勇貴。今回の特集上映は、彼の作品世界に触れる絶好の機会と申せましょう。

  

 というわけで、以下は同特集上映大阪大会の宣伝・告知になりますー。

●【小林勇貴監督<特襲上映>−最強・最恐・最狂・最凶− 大阪大会@淀川文化創造館・シアターセブン】

・上映期間→2017年9月2日(土)〜9月8日(金)

・上映劇場→淀川文化創造館・シアターセブン

・最寄駅→阪急電鉄・十三駅(徒歩5分)

・劇場HP→http://www.theater-seven.com/

(上映作品=全4作品)

・『Super Tandem』(2014年/40分)

・『NIGHT SAFARI』(2014年/60分)

・『孤高の遠吠』(2015年/126分)

・『逆徒』(2017年/54分)

(上映スケジュール)

・9/2(土)→20:10〜『逆徒』/21:25〜『NIGHT SAFARI

・9/3(日)→19:45〜『逆徒』/21:00〜『Super Tandem』(★舞台挨拶有り)

・9/4(月)→19:45〜『逆徒』/21:00〜 ★有料イベント<ゲリラワークショップ>を特別開催!!

・9/5(火)→19:45〜『孤高の遠吠』

・9/6(水)→19:45〜『逆徒』/21:00〜『NIGHT SAFARI

・9/7(木)→19:45〜『孤高の遠吠』

・9/8(金)→19:45〜『逆徒』/21:00〜『NIGHT SAFARI

(関連イベント情報)

1.9/3(日)『Super Tandem』(21:00〜)の上映後に小林勇貴監督と大石淳也さんによる舞台挨拶を開催。当該作品鑑賞者のみ参加可能(無料)

2.9/4(月) 21:00より、小林勇貴監督とライターの小峰克彦さんによる<ゲリラワークショップ>を特別開催!!(有料。下記参照) 

(ゲリラワークショップとは?)

【映画は祭りだ!見世物小屋だ! 宣伝だって派手に仕掛ける!】

宇多丸、白石晃士監督らも巻き込んだ犯罪スレスレ?!の 野蛮なゲリラ宣伝の成功体験を監督自らが振り返る!】

(料金)

1.『逆徒』と『孤高の遠吠』は下記の通り。

【一般:1,500円、シニア:1,100円、専門・大学生:1,200円、高校生:1,000円、会員:1,000円】

2.『NIGHT SAFARI』と『Super Tandem』は一律料金。各1,000円。

3.<ゲリラワークショップ>も一律料金。1,000円。

★リピーター割引、実施っ♪

・2作目以降は各料金より200円を割引っ!

・<ゲリラワークショップ>も割引対象でいっ!

※要整理券提示。

 <ゲリラワークショップ>なるイベントに興味津々。実に面白そうだ。

 そして、期間中、1回しか上映されない『Super Tandem』も外せないっ!!(←未見なんですよ。観たいーーーっ!!!)

 と、以上でっす。

<左画像→特集上映フライヤー→許諾フリー>

<中画像→『孤高の遠吠』フライヤー→許諾フリー>

<右画像→『逆徒』劇中画像→許諾フリー>